日本システム安全研究所
(Japan Functional Safety Laboratory)
「事故は何故おきる?」これは一言では説明できない事柄ですが、先進国である欧米の研究成果を易しく解説し、事故を防ぐ仕組み「機能安全」についてご説明します。
| 1 | 事故の根幹原因とは「安全文化の欠陥」「組織構造の問題」「技術活動の問題」の三つで、一番重要なのは「安全文化の欠陥」である。 「安全文化の欠陥」とは、「@自信過剰・自己満足」および「A安全性より経済性重視」である。 「@自信過剰・自己満足」は重大な事故における最重要の要因であり、「リスクの過小評価」「冗長性に頼りすぎる」「非現実的なリスク評価」「低確率で過酷な事象の無視」「リスクの経年減少を仮定」「ソフトウエア関連リスクの過小評価」「早期の警報や兆候の無視」の7項目である。(米国MIT・リバソン教授) (なお、Aについては下記) |
| 2 | 重大な事故が起こる原因は、人的要因(個人コンピテンシー)、技術要因、組織要因の三つである。 この三種類の要因は、すべての組織に共通した二つの目標、つまり経済性と安全性によって支配されている。つまり、安全性と経済性は車の両輪であり、バランスしなければならない。(英国・リーズン教授) |
| 3 | リスクゼロ、つまり、絶対安全は存在しない。製品やシステムは相対的に安全であるに過ぎない。許容範囲外のリスクを許容範囲内に抑えることが重要である。絶対安全の神話が崩壊した現在、リスク評価の重要性を認識することが重要である。 |
| 4 | 品質と安全は同じではない。信頼性(品質)が完全であっても、安全設計が不完全では事故は起こる。品質規格と安全規格の役割を混同すべきではない。 |
| 5 | システムの安全を守る安全系が正しく機能する、作動することによってリスクを許容目標に軽減するという設計思想を「機能安全」という。これは「絶対安全は存在しない」という考えに基づき、安全装置などによりリスクを相対的に軽減させ、安全達成機能により一定の安全を確保する仕組みである。 |
| 6 | 機能安全規格IEC61508は、機能安全の三要素(人的要因・組織管理、技術要因)を規定し、さらに技術要因として、ハードウェア、ソフトウェア各々に、ライフサイクル規定と、多数のベスト・プラクティス(最良技法)を提示している。 | ![]() |
以上の内容について
最近の雑誌掲載・学会発表など。(ご希望の方はメールでご連絡下さい。)
| 日刊工業新聞・ものづくり講座・連載記事(全14回)2005年2月〜6月 | 「第三の波:機能安全」
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| 雑誌「検査技術」2005年6月号 | 「ソフトウェアの安全性/機能安全規格に基づくソフトウェアの設計と認証」 | ||||||||||||||||
| 日本原子力学会誌、2005年9月号、 |
「IAEAの核燃料サイクル計算コード:VISTA」 詳しくは、IAEA TECDOC 1535 「Nuclear Fuel Cycle Simulation System (VISTA)」 に出ています。下記のIAEAライブラリから無料入手可。 http://www.iaea.org/OurWork/ST/NE/NEFW/nefw_publications.html |
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| 日本原子力技術協会・安全キャラバン講演会、2005年11月 | 講演概要は、下記をクリックして下さい http://www.gengikyo.jp/topics/20060113a.html |
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| 「日経エレクトロニクス」2005/12/19号 | 吉岡律夫取材記事が掲載されました。(ここをクリック) |
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| 日本信頼性学会フォーラム「国際規格化の時代にどう対応するか」2006年1月、 | 「第三の波:機能安全規格」(講演内容を下記に論文化) | ||||||||||||||||
| 「日本信頼性学会誌」2006年7月号、特集:国際規格の動向と戦略 | 「ソフトウェア安全性に関する国際規格の動向と課題」 | ||||||||||||||||
| 産業技術総合研究所ワークショップ「機能安全規格と適合認証」2006年2月、 | 「機能安全規格IEC61508とその認証」 | ||||||||||||||||
| 雑誌「電気評論」2006年5月号、安全文化特集号、\970 | 「機能安全から見た安全文化/事故は何故おきる?事故に学んだ先進国の取り組み」 | ||||||||||||||||
| 「第9回組込みシステム開発技術展、専門セミナー」、東京、2006年6月28日 | セミナー一覧表「組込みソフトウェアの品質向上と機能安全」 | ||||||||||||||||
| 「組込みシンポジウム2006」、東京、2006年10月19日〜21日 | 「ソフトウェア安全性評価方法に関する研究」 東芝システムテクノロジーKK殿と共同発表 本ツールは、対象のソフトウェアのリスクを、IEC61508の規定に従って、SIL(安全度水準)として、数値化できる、全く新しい概念のツールです。(ここをクリック)」 |
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| IPA/SEC,発行、2006年11月 | 「.組込みシステムの安全性向上の勧め(機能安全編)」(共著) AMAZON書店サイト(ここをクリック) |
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| CDAJ社ワークショップ「安全要求に対応するソフトウェア開発プロセス紹介」セミナー、2006年12月 | 『機能安全規格への適合と認証の支援活動』 | ||||||||||||||||
| 日経エレクトロニクス主催、「組み込みソフトウェアフォーラム 2007」2007年4月24日 | 「機能安全の概要と背景(ここをクリック)」 |
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| 「第10回組込みシステム開発技術展、専門セミナー」、東京、2007年5月18日 | 専門セミナー「機能安全を実現する設計手法とリスク分析」 |
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| 米国原子力学会誌「Nuclear Technology」,vol.-158, No.3, June 2007, P348-357, | 「Three-Region Core Design for 200-MW(electric)
Molten-Salt Reactor with Thorium-Uranium
Fuel」 http://www.ans.org/pubs/journals/nt/va-158-3-348-357 |
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| 雑誌「機械設計」2007年12月臨時増刊号「ロボットビジネス勝利の方程式」\1,800 | 「新しい安全の概念「機能安全」を理解する。IEC
61508−概要と認証まで−」 (下記「ロボナブル」に記事を掲載。) http://robonable.typepad.jp/trend/2007/11/iec_61508_b3fa.html http://robonable.typepad.jp/trend/2007/11/iec_61508iec_61_4537.html http://robonable.typepad.jp/trend/2007/12/iec_61508_8552.html |
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| 日経エレクトロニクス別冊、2007年12月、「組み込みソフトウエア開発のための最新技法と基礎知識」\12,000 | 「機能安全とは何か。IEC 61508の概要と背景」 2007年5月18日セミナー講演の速記録。 http://ec.nikkeibp.co.jp/item/books/176610.html |
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| International Workshop on Thorium Utilization
for Sustainable Development of Nuclear
Energy
(TU2007), Beijing/China, 2007/12 |
「Self-sustaining Core Design for 200 MWe
Molten-Salt Reactor with Thorium-Uranium
Fuel :FUJI-U3-(0)」 Paper/PPT is shown in the following web site. http://pe.ep.tsinghua.edu.cn/thoriumworkshop/TU2007.htm |
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| 「平成19年度技術融合化シンポジウム」 名古屋市工業研究所2008年2月21日 | (依頼講演)「機能安全規格に基づくソフトウェア設計」 | ||||||||||||||||
| IPAXパネル討論 東京、2008年5月27日 |
「組み込みソフトウェアにおける安全文化」 パネル討論。 http://www.ipa.go.jp/event/ipax2008/program.html |
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| 日本原子力学会・和文論文誌,Vol. 7, No. 2, p. 127_133 (2008) | 「自給自足型トリウム熔融塩炉の特性」 (下記をクリックすると原子力学会サイトで記事が読めます) http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/publication/TAESJ2008/No.2/7_2_127-133.pdf |
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| 「デザインウェーブマガジン」誌 連載記事 |
http://www.cqpub.co.jp/DWM/ |
| シンドラー社のエレベータ事故について考える(ここをクリック) |
| パロマ社の湯沸かし器事故について考える(ここをクリック) |
| 志賀原発の臨界事故について考える(ここをクリック) (臨界事故はなぜおきた?臨界事故の原因は?) |
| 柏崎刈羽の地震・火災・内部溢水について考える(ここをクリック) 「安全文化の崩壊」 |
| 失敗体験施設 名鑑(ここをクリック) |
| 過去の失敗を学んでも、別の新たな事故を防ぐことはできない。今まで起きたことがない型の事故は(あるいは、関係者がそう信じていれば)、過去の失敗への対策では、別の事故は防げないからである。 しかし、安全に係わる適切な活動をしないと、どんなひどい目に会うかという失敗追体験すれば、「なぜ安全活動が必須なのか」を学ぶことができよう。そういう意味で、失敗体験施設のデータベースを参考に、どれかを見学されることをお勧めする。 |
| 234-0053 横浜市 港南区 日野中央3-17-24 日本システム安全研究所 (有) 代表取締役社長 吉岡 律夫 TEL:045-832-5103 FAX:045-832-9277 |
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